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小林&安倍 <小林温参議院議員・安倍晋三内閣官房長官>
若さと行動力で改革の先頭に立つ

小林温参議院議員・安倍晋三内閣官房長官

小林議員:

本日は官房長官として本当にお忙しい中、お時間を割いて頂きありがとうございます。昨年は大変お世話になりました。

安倍官房長官:

こちらこそ小林さんには大変お世話になった。昨年は5月にワシントンDC、10月末に韓国へと一緒に出張させて頂いたが、5月の際はアメリカの政府や議会、学者、シンクタンクなど面会者のほとんどと小林さんは既に面識があって、すぐに話が通じて大変やりやすかった。10月末に小林さんのコーディネートで韓国へ行った際は、スケジュールや人選を小林さんにお任せしたが、その結果、韓国の主要マスコミ幹部や有力財界人、次期大統領候補の一人 李明博ソウル市長、与野党の若手国会議員、そして韓国における日本研究者たちという、現在、日韓関係に大きな影響力を持つ方々を網羅したようなメンバーに対し、まさに膝と膝をつき合わせた率直な意見交換をそれぞれ行うことができた。非常に有意義な訪韓になったとともに、小林さんの韓国における人脈の広さにも改めて驚いた。

小林議員:

これまで韓国では、安倍さんというと「タカ派」「強硬派」という誤ったイメージでしか語られてきませんでした。これを払拭し、安倍さんの実像、人柄、考えを直接見てもらう場を作った方がよい。内閣に入り、そして総裁選を迎えるとなるとそのようなこともできなくなってしまうので、入閣の一日前という大変お忙しい時期でしたが、実行させて頂きました。その後、韓国の友人からは、安倍さんの人となりがよく伝わったと反応が返ってきています。

安倍官房長官:

今の小泉内閣における最大の課題の一つに日韓関係の修復と北朝鮮拉致問題がある。この改善、解決には専門知識や情報、人脈を持つ小林さんの力が必要だ。これからも是非協力してほしい。
  また、小泉内閣と言えば、昨年の内閣改造で経済産業大臣政務官にご就任おめでとう。これまで力を入れてきた経済産業分野の政務官であり、経済産業省はこれから景気回復を本格的な軌道に乗せられるかという時期に大変重要な役割を担っており、小泉内閣にとっても非常に重要な役職になられた。これは裏を返せば小泉総理からも大変厚い信頼を得ているからではないかと思う。これまでのご活躍を拝見してきたが、その期待以上の働きをされているのではないか。

小林議員:

  ありがとうございます。国会議員になる前は零細企業やベンチャー企業の経営、当選後は予算委員会や経済産業委員会の理事として活動してきましたので、日本経済を一刻も早く立ち直らせたいという思いが人一倍強くあります。今回、政府の立場から経済活性化のための政策形成に関われるということは、重責ですが大変やりがいを感じております。ITやエネルギー、中小企業など、ぜひこの機会に新しい政策の枠組を作りたいと思います。

安倍官房長官:

  年末の税制調査会ではIT投資減税の取り扱いについて、小林さんの発言や柳沢税調会長との議論で流れが変わったという話も聞いている。また、その前にはアフリカや中東の産油国を歴訪してきたそうだが、その中には内戦がまだ完全には終結していない国もあったそうで、その行動力にはいつも驚かされる。

小林議員:

  今回、日本を代表して各国のエネルギー担当大臣らとお会いしました。また、スーダンでは石油鉱区が空いており、その入札に日本も参加してほしいとの要請を受け、早速日本に持ち帰って資源エネルギー庁から専門家調査団を派遣するとともに、日本の関連企業に対し説明会を行いました。現在、スーダンをはじめ北部アフリカ諸国では中国のプレゼンスが強い状況ですが、日本もそこに割って入っていかなければならないと強く感じております。

安倍官房長官:

  今の日本は石油を中東にかなり依存しているが、国家戦略として考えると、ある一地域だけに偏ったままではその地域で何か起きたらどうするのかという危険性も孕んでいる。アフリカの北部は日本がまだあまり進出できていない地域でもあり、そこに足がかりを作ったというのは高く評価できるのではないか。
  話は変わるが、昨年は郵政解散・総選挙の年だったが、緊急に行われた公募による候補者選考作業も一緒にさせてもらった。

小林議員:

  最終的には千人を超える応募者からの論文等の書類を、連日徹夜になりながらも物凄い勢いで読んで審査・選考を行いました。とても大変でしたが良い思い出になりましたし、良い候補者を擁立できて自民党の改革イメージにも繋がったのではないかと思っております。

安倍官房長官:

  小林さんのような公募出身議員が自民党内で活躍され、実績を重ねていることが、今回たくさんの公募候補者を擁立できた背景にあるのだと思う。それを考えると、自民党大勝の陰に小林さんのこれまでの真摯な活動があったのだと感謝しなければならない。
  また、シンクタンク創設にも大変力を尽くしてもらった。私が党改革実行本部長のとき、小林さんにシンクタンク創設部会事務局長として様々な調整に当たってもらったので、党改革の目玉である自民党シンクタンク創設もここまで来ることができた。

小林議員:

  昨年11月にシンポジウムを開催し、そのときは安倍さんにもパネリストとして講演して頂きましたが、自民党がシンクタンクを創設するということを内外に大きくアピールできました。「小さな政府の定義」「3%成長への経済政策」という2つのテーマで研究が始まっており、今年の3月中には自民党シンクタンクの研究成果第一号が発表される予定です。

安倍官房長官:

  これから公務員制度改革、省庁再々編、縦割行政の弊害の排除など霞が関の身を切るような改革を行い「小さな政府」を実現していくことになる。そのためには霞が関から切り離された党独自の高度な政策立案体制を構築し、政治主導で改革を断行しなければならない。自民党シンクタンクにはその際、理論的中核を担ってもらうことを期待している。そして、その理論を実践するのは我々だ。その際にはまた小林さんにたくさん汗をかいてもらわなければならない。

小林議員:

  改革の実現のため、日本の明るい未来のため、これからも全力で頑張ります。