東海村原子力関連施設訪問:2006/7/11
茨城県東海村の原子力関連施設である、日本原子力発電株式会社と独立行政法人日本原子力研究開発機構の各施設を視察してまいりました。
経済産業省で今般とりまとめた「新・国家エネルギー戦略」においても、2030年以降も発電電力量に占める原子力発電の割合を30〜40%程度かそれ以上を目指すとしており、将来の原子力を考える上でもこの時期に是非とも実際に現場をみておくことが重要と思い、今回視察してまいりました。
今回の東海村施設の視察を通じ、現場の最前線で事業、研究に携われている方々が如何に安全対策を重視し真剣に取り組んでいるかという点を痛感し、今後のエネルギーの安全保障、原子力政策を考える上での理解を深めることが出来ました。
[7月11日] 【日本原電概要説明】 日本原子力発電株式会社の会議室にて、施設全体の概要を青柳取締役より説明いただき、意見交換をする。 |
【廃止措置中の東海発電所】 昭和41年に運転を開始し、平成10年に営業運転を停止した東海発電所を視察。東海発電所は日本発の商業用原子力発電所で、イギリスの技術を導入した黒鉛減速・炭酸ガス冷却型(GCR)。 |
【東海第二発電所キャスク貯蔵施設】 東海第二発電所内の使用済燃料乾式キャスク貯蔵施設を視察。使用済燃料が再処理されるまでの間、発電所で使用された燃料を安全に貯蔵・管理するための施設。 |
【東海第二発電所タービン建屋】 東海第二発電所内のタービン発電機を格納するタービン建屋を視察。 |
【日本原子力研究開発機構の概況説明】 昼食をとりながら、独立行政法人日本原子力研究開発機構の木村理事より同機構の概況について説明を受ける。同研究機構の使用済み核燃料を扱う施設は警備上の課題もあり、国にも更なる協力をお願いしたいという要請も伺った。 |
【J−PARC視察】 日本原子力研究開発機構の東海研究開発センター原子力科学研究所内にあるJ−PARCを視察。世界最高レベルのビーム強度を有する陽子加速器施設で、陽子を高速近くまで加速して原子核と衝突させ、中性子や中間子といった二次粒子ビームを作り、研究する施設である。 |
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【再処理施設分離精製工場視察】 核燃料サイクル工学研究所内にある再処理施設分離精製工場と再処理技術開発センターを視察。使用済燃料からウランやプルトニウムを分離・回収する再処理技術の開発に取り組んでいる。 |
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【プルトニウム燃料第3開発室視察】 核燃料サイクル工学研究所内にあるプルトニウム燃料第3開発室を視察。 |
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【地層処分基盤研究施設視察】 核燃料サイクル工学研究所内の地層処分基盤研究施設を視察。地下深くの安定した地質環境に人工の障壁と天然の地層から成る多重バリアシステムを構築するための材料や構造の研究などが行われている。 |
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