各種の対北朝鮮経済制裁法を実質的に作成するなど
北朝鮮問題の解決に力を尽くされ、また、日韓交流には欠かせない政治家。
静岡県立大学国際関係学部 教授
伊豆見 元
私と小林ゆたかさんとの出会いは、小林さんが学生だった20年前までさかのぼります。その後、私がボストンのハーバード大学国際問題センターで研究員をしていた当時、小林さんは松下政経塾から、ワシントンDCにあるジョンズ・ホプキンス大学国際関係大学院(SAIS)で客員研究員として、「アメリカの朝鮮半島政策」を研究されていました。私が国際会議等への出席のため、ボストンからワシントンDCに行く度に、私の助手を小林さんには務めていただきました。当時はまだ北朝鮮拉致問題が大きく取り上げられることの無かった時代でしたが、小林さんはその頃から北朝鮮による拉致問題や独裁体制に対する関心が強く、アメリカの政府関係者や研究者とも熱心に議論を重ねていたのが印象的でした。
その後、小林さんは参議院議員に当選されましたが、アメリカでの研究成果や人脈を生かして、北朝鮮問題の解決などに力を尽くされています。特に「対北朝鮮外交カードを考える会」を若手議員数人のみで創設し、各種の対北朝鮮経済制裁法を実質的に作成したという実績は、北朝鮮に圧力を与え、日本の政策選択肢を増やすことになりました。
またノムヒョン政権が誕生し、世代交代が起きた韓国政界との間で、自由にコミュニケーションの出来る数少ない政治家の一人としても、様々な場面で活躍しています。韓国の専門家でもあり、日韓交流には欠かせない政治家として、また、朝鮮半島情勢のエキスパートとして、これからの小林さんのご活躍を期待しております。