[2007年7月11日 東京新聞]
かながわ’07 参院選
年金、政治とカネ 争点に
参院選は十二日、公示される。神奈川選挙区(改選数三)にはこれまでに、現職二人、元職一人、新人六人の計九人が出馬を表明。立候補予定者は、年金や「政治とカネ」の問題、憲法改正などを争点に、激しい前哨戦を繰り広げている。有権者の関心は高まりつつある中、二十九日の投開票に向け十七日間の真夏の戦いに突入する。
立候補を予定するのは、自民現職の小林温氏(43)、民主新人の牧山弘恵氏(42)と水戸将史氏(44)、公明現職の松あきら氏(59)、共産元職の畑野君枝氏(50)、社民新人の和田茂氏(52)、国民新党新人の斉藤さちこ氏(39)の主要政党七氏ら。与野党逆転を狙い二人を擁立した民主党が、年金問題などで逆風が吹く自民、公明両党の現職の一角を崩せるかが、最大の焦点となる。
前回、トップ当選の小林氏は、中小企業政策などの実績を訴え、再選を目指す。牧山氏は連合の推薦を受け、二〇〇五年の参院補選での雪辱を期す。水戸氏は県議時代の人脈をフル活用し、知名度アップを図る。
松氏は街頭活動に力を入れ、二期十二年の実績をアピールする。畑野氏は住民税の増税問題などの主張で議席の奪回に燃える。和田氏は格差是正や護憲で、二大政党に割って入りたい考え。六月中旬に出馬表明した斉藤氏は出遅れの挽回(ばんかい)に必死。
立候補の届け出は、十二日午前八時三十分から午後五時まで、県庁本庁舎大会議場で受け付ける。