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[2002年12月10日 東京新聞]

国大統領選2002 日本の政治家が見た候補者 李候補:安定感と強さ印象的 廬候補:意外に成熟した人物

韓国大統領選で激戦を繰り広げるハンナラ党・李会昌、民主党・廬武鉉両候補。今後の日韓関係を担う二人はどんな人物なのか。両候補を知る日本の政治家に聞いた。(ソウル・篠ヶ瀬祐司)

自民党の小林温参院議員は今年三月、訪日した李候補と会談。日韓自由貿易協定(FTA)の必要性から切り出したところ、李候補はFTA締結時の問題点や、日韓間の歴史認識、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)をめぐる問題などについて、日本語で丁寧に応じたという。

「第一印象はまじめでとっつきにくい感じだったが、こちらの話にじっくり耳を傾ける姿に、すぐに距離感は薄れた。日本語ができることも含め、日本を理解している政治家だ」と小林氏。

公示後に訪韓し、大統領選を視察した小林氏が、街頭演説に立つ李候補から受けた印象は「安定感と強さ」だった。

民主党の岡田克也衆院議員はソウル市内で四月末、「予備選」を経て党の大統領候補に選ばれた直後の廬候補と会った。「激しい競争を経て選ばれた人らしい、勢いを感じた」という。

廬候補が、日韓間の懸案である竹島(韓国名・独島)問題について「海洋水産相時代、この問題への発言を控えた。(国民が)感情的にならないようにと考えたからだ。人気取りの政治を戒めることをモットーにしている」と語るのを聞き、岡田氏は予想外に「余裕のある成熟した政治家との印象」を受けた。未来志向の日韓関係を大切にしたいと語る廬候補に、岡田氏は安定的な日韓関係を期待している。

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