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[2007年6月18日 日刊ゲンダイ]

自・民・公の指定席に異変

 「ギラン・バレー症候群」という厚労省指定の難病を患う自民現職の川口順子(05年の補選で初当選)が比例に回るため、自民、民主、公明が1議席ずつ分け合う「指定席選挙」と思われた。ところが、年金問題で風向きが変化。自民関係者は「強烈なアゲンスト…」と沈み顔だ。

 自民現職の小林は6年前は「小泉ブーム」に乗って129万票を獲得し、ダントツで当選。松下政経塾の10期生で、IT企業の経営者から県連の公募に応じて参院議員に転身した人物だ。

 だが、小泉ブームも今は昔。逆風下での厳しい選挙を強いられそうだ。

 公明の松は強固な学会票で3期目を目指すが、「基礎票の50万票だけでは、当選ラインの75万票に届かない」(選挙事情通)状況。

 一方の民主は「2議席獲得を目指す」(小沢代表)と鼻息が荒い。

 自信の裏づけは4月の統一地方選の結果だ。県議選では民主系候補が自民の大物県議を次々と破った。

 牧山は国際基督教大学(ICU)卒業後、TBSに入社。その後渡米して米国司法試験に合格した才媛。05年10月の参院補選に出馬するも次点だった。

 水戸は湘南高校、慶大を卒業。衆議院議員の春日一幸、田中慶秋の秘書を経て県議を3期。

 「牧山は補選で川口に敗れたとはいえ、76万票を獲得した実績がある。水戸はどこまで知名度が浸透するかがカギ」(民主党市議)

 神奈川は元来、民主が強い土地柄。自公の一角崩しで民主が2議席獲得すれば快挙だ。

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