[2006年1月号 月刊ザ・リバティ]
松下政経塾出身国会議員として取材を受けました
財政の単年度主義を脱して無駄な予算を排除すべき
私はかつてIT関係の企業を経営した経験があります。しかし、経営感覚を持って政治と対峙している人は少ない。年間予算の7〜8倍の累積赤字は企業経営ならありえません。原点に立ち返って、国家経営という視点から見たら、「異常だ」という認識がまず必要です。その中で無税国家という考え方は、赤字解消の処方箋として、大目標として意味があります。
無税国家を実現するプロセスとしては、プライマリーバランスの黒字化、財政赤字の解消、剰余金の積み立て・運用へと、幾つかのプロセスが必要です。
その第一段階として徹底的な歳出の見直しが必要ですが、財政の単年度主義を脱し、柔軟な予算編成を可能にすることが、無駄な予算の排除に極めて効果的です。実際、予算委員会などで複数年度予算を導入すべきだと訴えています。IT関係の予算などは、実際その方が安くなります。
幸之助さんはきっと政治家になっても、素晴らしい実績を残されたでしょう。私たちが世に出る礎を作ってくれた幸之助さんの教えや提案は、政経塾出身者として真摯に受け止めたい。