[2003年1月3日 韓国「大韓毎日」]
小泉内閣は成功するのか、失敗するのか
2003年1月3日、韓国の『大韓毎日』新聞に記載されたもの
小泉改革の未来はどうなるのだろう。それについて、大体は悲観論が優勢であるという見解が強いが、楽観論的な見解も少なくない。日本の小林温参議院議員(自民党)は「40〜50%だけでも改革が進んでいれば、成功だ」と見ている。
小林参議院議員の話を聞いてみると、「日本は韓国のような奇跡的な回復はないとはいえ、確実に改革は進行している。平成14年間10名の総理は特殊法人改革や道路公団の民営化、また産業再生など手を入れるべきものを後回しにしてきたところに小泉総理がメスを入れている。それゆえに、悲鳴が出ている。今は戦後57年間溜まっている膿を押し出し、日本が再生する過程であるために、国民はあまり改革が進んでいないように見ている。しかし、着実に改革を進めるしかない。
日本は非常に危ない状況に置かれている。今、足踏みのままであると、経済的に2流国家になる。今のようなデフレ現象は戦後のどの先進国にも前例がないためにその解決策を探ることは安易なことではない。しかし、国民の意識は“厳しい”とはいっても、1千4百兆円に達する個人金融資産があるために、ブランド品を買い求める。一方では、年俸が下がるが、その分物価も下がるので現在の生活水準は維持できるだろう、と考える人が多いと思われる。これは国民の危機意識の欠如だと言える。
その意味で、竹中プランは金融を変える改革のみでなく、日本国民の行動意識を変える改革とも言える。小泉改革は40〜50%位は実現できると思われる。また、日本は2〜3年の内に集中的に改革を進め、徐々に回復軌道に乗ると思われる。」