[2001年7月10日 毎日新聞]
「首相、応援で地元入り」・西区で講演・党員ら6100人詰め掛け
小泉純一郎首相は9日、横浜市西区のパシフィコ横浜国立大ホールで講演した。参院選神奈川選挙区の立候補予定者、小林温氏の応援のため横浜入りで、首相に就任以来、県内の公式行事に参加するのは初めて。会場には党員を中心に約6100人が詰め掛けた。
和太鼓の演奏や、岡崎洋知事ら来賓のあいさつの後、小泉首相がスポットライトを浴びながら手を大きく振り入場すると、会場からは割れんばかりの拍手が沸き起こった。
首相はまず、米、英などへの外遊時のこぼれ話から話を始めた。米国で着ていた青いシャツについて、ブランド名を記者に教えたら、同じシャツが売り切れたエピソードを披露。「うっかり何も言えなくなっちゃった。(首相が)何か言うと反響が大きいから注意しないといけない」と話した。
また、3ヵ月前の自民党の総裁選を振り返り、「まだ、立候補を決意していなかったころ、横須賀市の中核市記念式典で、県連の榎並寛幹事長が『小泉さんを総理に』と言ってくれた。しかし、榎並さんもまさか私が総理になるとは思ってなかっただろう」と述べ、笑いを誘った。その上で「自民党を変えなくてはいけない。これからの将来のことを考えると、負けるから出ないというのも、ひきょうだなと思った」と当時の胸の内を明かした。