[2006年4月6日 神奈川新聞]
北東アジア版外交評論誌 6カ国政治家・財界人ら季刊誌創刊を準備
日本側窓口に自民・小林氏
日本、韓国、米国、ロシア、中国、モンゴル、の6カ国の政治家や学識経験者、財界人らが、米外交評論誌「フォーリン・アフェアーズ」の北東アジア版ともいえる季刊誌の創刊を準備している。日本側の窓口は自民党の小林温氏(参院神奈川選挙区)が担当。今年から二国間会議なども開催していく。
この組織は、韓国の財団の呼び掛けで昨秋に発足した「東アジア協議会」。各国に議長役を置き、日本側の共同議長は福田康夫元官房長官ら。メンバーは自民、民主の国会議員のほか、大学教授や研究員らが名を連ねる。加入には会委員推薦を必要とし、一定の格式を確保していくという。
意思表明の場ともなる季刊誌は、各国の元首経験者や閣僚、学者らの寄稿で構成する予定。「フォーリン〜」は国際政治にも影響力を持つが、北東アジアの第一線の政治家・専門家らによる対話の場にもなりそうだ。
先月31日の韓国・済州島で開かれた日韓会議には、韓国政界に広い人脈を持つ小林氏も参加し、講演した。同氏は、協議会について「韓国のイニシアチブで始まった点は悔しい面もあるが、北東アジアでなかった枠組み。日中、日韓関係に悩む日本にとっても果たすべき役割は大きい。北東アジアの新しい扉を開くはず」と意気込んでいる。