[2005年11月8日 神奈川新聞]
自民 小林、山内氏 パキスタン地震与党調査団参加
NGO視察「もっと支援を」
自民党の小林温氏(参院神奈川選挙区)と山内康一氏(衆院9区)は10月31日から今月2日まで、「与党パキスタン地震緊急対策本部現地調査団」(中谷元団長ら6人)に参加。10月上旬の大地震で7万人以上が亡くなった同国を訪れ、復興作業における日本の非政府組織(NGO)や自衛隊の活動現場などを視察した。
調査団は毛布2千枚、大型テント100張りなどの援助物資を積んだチャーター機に一緒に乗り、首都イスラマバードへ。厳冬迫るヒマラヤのふもとで、早朝には零度近くになるという過酷な被災地の状況を見て回った。
滞在中は、同国の閣僚らと会談し、被災地の状況や支援物資のニーズなどを聴取したほか、現地で活動する自衛隊や日本のNGOの活動現場も視察した。
帰国後、小林氏は「日本に対する期待感の大きさを感じた。援助拡大やスタッフ増員の必要性もある」と説明。さらに「(山岳地帯で)ヘリコプターが重宝がられていたが、日本から現地まで運ぶ運送機の容量に限定されるため小さめだった。大型ヘリを運べる輸送船の導入など自衛隊の装備面の議論も必要だ」と話している。
一方、元国際協力機構(JICA)職員で自らもNGO活動の経験豊富な山内氏は「主要都市や幹線道路まで援助物資を運ぶことは政府機関でできるが、その先の村や奥地まで届けられるのはNGO。現地の活動は高く評価されており、政府はもっと支援すべきだ」と語った。かつての知人らの顔を見つけ、旧交を温めたという。