[2005年4月13日 神奈川新聞 かながわ国会情報]
悪化する日韓関係改善へ 小林氏が“特命”訪韓の報告
小泉首相「いろいろなパイプで交流を」
竹島問題や教科書検定をめぐり悪化している日韓関係の改善に向け、自民党の小林温氏(参院神奈川選挙区)が先週末、日韓議員連盟会長の森喜朗前首相からの「親書」を預かり単身で訪韓。ハンナラ・ウリ両党首の伝言も持ち帰り十二日夕、官邸で小泉純一郎首相に報告した。
小林氏は日韓議連のメンバー。大学時代のサークル活動で知己を得た韓国学生の中に国会議員となった旧友も少なくないという。韓国政界に人脈を持つ関係で森前首相から特命を任された。
八日から一日半のソウル滞在で与党のムン・ヒサン・ウリ党議長やパク・クネ・ハンナラ党代表、東亜日報政治部長らと会談。親書とともに出発前に托された森前首相の訪韓の思いも伝えた。
官邸での首相の報告では「両党首は『良いボールを待っている。森前首相の訪韓を歓迎する』と話していた」と説明。首相はうなずいて「若い世代同士も含め、いろいろなパイプで交流を続けてほしい」とねぎらったという。
首相への報告を終えて小林氏は「両国には誤解もある。今回の問題は成熟した関係を築くために乗り越えなければならない試練だ」と友好促進に強い意欲を示していた。