[2003年10月4日 神奈川新聞]
ポスト小泉は若手で 「新世代総理を創る会」旗揚げ 県内から3氏が参加
自民党の若手国会議員の有志十六人が三日、「新世代総理を創(つく)る会」を旗揚げした。小泉首相の党総裁任期が切れる三年後の総裁選でポスト小泉の新総裁を若手グループから選出するのが会の目的で、県内からは菅義偉(衆院2区)、河野太郎(同15区)、小林温(参院神奈川選挙区)の三氏が参加した。 参院議員会館で開かれた同会の初回の会合には、県内選出の三国会議員に加え、石原伸晃国土交通相や参院議員の山本一太氏ら計十四人が出席。次期総裁選では、同会のメンバーの中から総裁候補を擁立し、「若手世代政権」の実現を目指すことで一致した。 会の本格的な活動開始は総選挙後で、毎月定期的に勉強会を開くほか、インターネット上での模擬総裁選の実施、マニフェスト(政権公約)を有権者に訴えるためのタウンミーティングの開催-などの活動を予定している。 初会合後に記者会見した山本氏は、「小泉構造改革路線を支援すると同時に、総理が改革反対勢力と妥協したり、改革を逆行させたりすることのないようウオッチ(監視)するのがわれわれの役割」と説明。さらに、「総理に今後三年間らつ腕を振るってもらった後は、真ん中の世代を飛ばさせていただき、私たち若手世代が(改革を)引き継ぎたい」とも話し、次期総裁選での「世代交代の促進」が会の狙いであることを強調した。 今回の総裁選で河野氏らと若手擁立の道を模索した菅氏は、「若い世代から総理を出そうということでやってきたその延長線上の行動。今度は準備期間もある」と話した。 山本氏によると、「ポスト小泉の最有力候補」と目される安倍晋三幹事長に対しては今回、「幹事長職という立場でもあり迷惑はかけたくない」との配慮から、参加を呼び掛けていないという。しかし、今後は、勉強会に招くなどして連携を深める計画もあるという。