[2003年5月17日 神奈川新聞]
かながわ国会情報 ●情報セキュリティー 国の対策に遅れ 参院委で小林氏が指摘
個人情報保護法案を審議している参院の特別委員会で十六日、小林温氏(神奈川選挙区)が質問に立ち、「千人体制で情報セキュリティー対策に当たっている米国に比べ、日本の体制はあまりにも貧弱だ」と述べ、政府の対応を求めた。
小林氏は、情報社会の安全を確保するうえでの日米両政府の取り組みの違いについて、「米国は一昨年の同時多発テロを契機に米国土安全保障省を新設し、情報セキュリティー対策に関する情報分析などを行っていると聞く。それに比べ、日本には内閣官房の情報セキュリティー対策推進室があるが、五、六人の人員しか充てられていない」と、対策の遅れを指摘した。
これに対して、細田博之科学技術政策担当大臣は、「ご指摘はごもっとも。国としても2005年をめどにウイルスやサイバーテロなどへの対応を含めたガイドラインを策定する考えで、一層のセキュリティー対策の充実に努めたい」と答弁した。